出場選手 | 2022年第70回全日本剣道選手権予選 | 47都道府県予選結果一覧

データから見る剣道

令和4年11月3日に開催予定の第70回全日本剣道選手権大会について、都道府県予選の結果および出場選手をまとめた。

結果が掲載された都道府県から情報を更新するため、表中には空欄がある。また、予選開催日はコロナ禍で変更される可能性がある。ご了承願いたい。

往々にして間違うので、間違いがあった場合はコメント欄にてお知らせ願いたい。

予選結果

令和4年全日本剣道選手権大会予選の結果を、北の地方から順に掲載している。

選手権大会出場者は太字で記している。

前回大会優勝者

2021年(令和3年)11月3日に開催された、第69回全日本剣道選手権で優勝した星子啓太選手(九州学院高校→筑波大学→警視庁)は、前回大会優勝者であるため出場が決定している。

氏名
前回大会優勝者星子啓太
(警視庁)

北海道東北

都道府県予選開催日優勝2位3位3位
北海道6/5地白允大
(札幌南区)
伊澤周都
(札幌南区)
栄花将輝
(札幌南区)
久保田尚也
(札幌南区)
青森不明佐藤大樹
(警察官)
岩手7/24菅野隆介
(二戸市剣道協会)
古舘将
(宮古剣道協会)
宮城※7/18武田直大
(石巻)
千田海
(宮城県警)
三浦祐哉
(宮城県警)
小松瑞基
(宮城県警)
秋田7/30伊藤智博
(秋田県警)
国安和葉
(秋田県警)
廣谷文利
(秋田県警)
笹山諒介
(秋田県警)
山形不明川木一也
(警察官)
福島8/28大谷昇平
(福島支部)
芳賀翔矢
(若松支部)
三田大輔
(福島支部)
渡邊蓮
(東白川支部)

※11月2日、全日本剣道連盟より、宮城県は武田直大選手が出場できなくなり、千田海選手が出場することが発表された。

関東

都道府県予選開催日優勝2位3位3位
茨城8/27松﨑賢士郎
(筑波大学大学院)
寒川祥
(筑波大学大学院)
山下拓真
(土浦日大教員)
栃木不明大平翔士
(大学生)
群馬8/14上野敬正
(前橋)
篠原亮介
(前橋)
藤多大輔
(前橋)
梅原大輝
(伊勢崎佐波)
埼玉8/27足立柳次
(埼玉県警)
田島純一
(埼玉県警)
福居義久
(東松山)
泉英太
千葉9/3山本大喜
(夷隅)
佐藤弘隆
(千葉市)
加藤宏明
(君・木)
岡光健太郎
(船橋市)
東京9/3宮本敬太
(警視庁)
安藤翔
(世田谷)
矢野貴之
(警視庁)
岩切勇磨
(警視庁)
神奈川9/10真田裕行
(神奈川県警)
浦川伸一朗
(神奈川県警)
宮崎克海
(神奈川県警)
勝見洋介
(神奈川県警)
山梨7/16中田圭紀
(甲府刑務所)
雨宮広大
(山梨県警)
依田祐介
(山梨県警)
坂本
(国士舘大)

北信越

都道府県予選開催日優勝2位3位3位
新潟7/24吉田新
(白根剣道連盟)
髙橋吉孝
(新潟市剣道連盟)
中沢祥太
(警察剣道連盟)
西野哲哉
(警察剣道連盟)
富山9/4寺島光紀
(富山)
菊池和史
(富山)
泉賢史
(富山県警)
有山歩
(富山県警)
石川7/10後藤拓真
(石川県警)
大田貢平
(石川県警)
加地巧
(石川県警)
中村文哉
(金沢刑務所)
福井6/28林田匡平
(学剣連)
田中大志
(県警察)
鹿本裕登
(県警察)
増田貴彦
(県警察)
長野7/3西澤慎也
(長野県警)
中村諒
(佐久長聖中教)
矢野博之
(長野日本大学小教)
森角智慈
(長野県警)

東海

都道府県予選開催日優勝2位3位3位
岐阜8/7中村圭作
(刑務官)
山本輝
(中京大)
静岡7/10山名良昌
(静岡県警)
望月一世
(静岡県警)
菊池元貴
(静岡県警)
外屋敷智崇
(静岡県警)
愛知7/17権丈文生
(愛知県警)
久田松雄一郎
(愛知県警)
吉武剛
(愛知県警)
山田将也
(NTT)
三重7/17山下雄輔
(警察支部)

近畿

都道府県予選開催日優勝2位3位3位
滋賀9/4三雲悠佑
(大津市)
鈴木涼也
(大津市)
阪口暁大
(警察)
伊﨑理倫
(近江八幡市)
京都9/4合屋龍
(京都府警)
三宅泰輝
(京都府警)
植田雄貴
(京都府警)
松井祐一
(京都剣会)
大阪8/28小角朋樹
(大阪府警)
草野龍二朗
(大阪府警)
清家羅偉
(大阪府警)
山中彰人
(大阪府警)
兵庫7/3菅野隆行
(兵庫県警)
前田悟
(兵庫県警)
江口良
(兵庫県警)
竹田壮汰
(兵庫県警)
奈良7/18山本清吾
(奈良尚武館)
中平祥成
(奈良県警)
沖田和馬
(奈良県警)
豊田大
(法隆寺剣道クラブ)
和歌山7/30小倉健志
(和歌山支部)
笠原周杉田稜介池内暢斗

中国

都道府県予選開催日優勝2位3位3位
鳥取7/17佐々木健介
(鳥取県警)
加藤竜成
(広島大学)
初鹿野克幸
(鳥取県警)
林真也
(鳥取県警)
島根7/18加藤大征
(大学生)
坂本秀樹
(警察官)
中尾勝太
(警察官)
竹田圭汰
(教員)
岡山5/15鴨崎弘治
(岡山県警)
杉田裕紀
(岡山県警)
赤木大晟
(岡山県警)
筒井治樹
(岡山県警)
広島7/3岡田拓朗
(警察官)
延明稔文
(刑務官)
松浦晃直
(警察官)
河本遥
(警察官)
山口6/12川本聡一朗
(警察官)
柴田駿介
(警察官)
原村幸志
(警察官)
小江隆之介
(警察官)

四国

都道府県予選開催日優勝2位3位3位
徳島7/23玉田赳大
(警察支部)
浅田光貴
(警察支部)
白木恒二郎
(名西支部)
本田和将
(警察支部)
香川6/18松本和明
(県警)
森本融
(県警)
今西一征
(県警)
内堀聡一郎
(県警)
愛媛7/18村上哲彦
(愛媛県警)
濱田竜大朗
(愛媛県警)
桑原隆二
(愛媛県警)
野本一八
(愛媛県警)
高知7/24中澤公貴
(高知県警)
西原
(高知大)
近藤
(高知県警)
福代
(刑務所)

九州沖縄

都道府県予選開催日優勝2位3位3位
福岡6/12國友錬太朗
(福岡県警)
百田尚眞
(福岡県警)
池田虎ノ介
(筑波大学)
富松資国
(福岡県警)
佐賀6/5杉本大志
(佐賀県警)
長崎5/15松尾大樹
(長崎県警)
藤山光治
(長崎県警)
北浦裕介
(長崎県警)
大久保寛
(長崎県警)
熊本7/3西村英久
(熊本県警)
今村侑資
(熊本刑務所)
曽我貴昭
(熊本県警)
桑原幸成
(熊本県警)
大分7/24上村貴弥
(大分県警)
竹下洋平
(大分県警)
黒木誠
(大分県警)
中倉健太
(大分県警)
宮崎7/9中武剣吾
(宮崎県警)
鹿児島不明米丸泰史
(警察官)
沖縄6/11上江洌貴大
(沖縄県警)
中島太朗
(沖縄県警)

2021年の予選結果

昨年2021年11月に開催された第69回大会の予選結果はこちら

管理人より

7月17日

 警察官が圧倒している。現在のところ、選手権出場権を得た大学生は福岡県代表の池田虎ノ介選手(福岡如水館→福大大濠高校→筑波大学)のみである。昨年2021年の全日本選手権大会は、警察官の稽古が再開されてから1、2ヶ月しか経過していない時期に予選が開催されたこともあり、まだまだ大学生が優勢であった。よって警察官の有力選手が選手権大会の出場権を逃したり、選手権大会当日に上位進出することができないなどといった波乱の結果となった。だが今年は稽古が再開されてから時間が経過したことも影響しているのだろう、ほとんどの都道府県の代表選手は警察官となっている。

過去の選手権大会上位進出者も次々に第70回大会出場を決めている。

  • 福井県代表の林田匡平選手
    (島原高校→筑波大学→教員)
  • 福岡県代表の國友錬太朗選手
    (福岡舞鶴高校→国士舘大学→福岡県警)
  • 熊本県代表の西村英久選手
    (九州学院高校→筑波大学→熊本県警)

今後開催される予選からも目が離せない。

8月21日

 前回の「管理人より」の更新日以降、新たに島根代表の加藤大征選手(大社高校→筑波大学)が大学生の選手権出場者となった。出身校の大社高校は2022年のインターハイ個人戦において、ベスト8に2名とも残るという素晴らしい結果を残している(インハイ個人戦は各都道府県から代表2名)。
 前述の池田選手を含め大学生は2名となったが、両名とも筑波大学である。近年は特に筑波大学剣道部出身者が全日本選手権で目覚ましい活躍をしている。2010年以降の12大会のうち、なんと8大会は筑波大学出身者が優勝しているのだ。
(10月4日追記:最終的に4名の大学生が出場することとなった。8月24日の時点で奈良県代表の山本選手の出場決定を見逃していたことをお詫びする)

 これから開催される予選は、8月の最終週と9月の初旬に集中している。筑波大学関係者が出場するであろう茨城県予選も含まれる。また警視庁、神奈川県警、大阪府警といった、有力選手が属する都道府県警察が出場する予選も注目を集めている。

9月3日

 東京都予選が終了した。昨年度の全日本覇者の星子啓太選手(九州学院高校→筑波大学→警視庁)は出場しておられなかったが、前年度優勝者として第70回大会出場権をすでに得ているとのことだ。この情報を筆者はレッツ剣道様のサイトを見て初めて知ったので、予選組み合わせトーナメントに名前がないのを見て焦ったのはここだけの話である。

 レッツ剣道様がライブ配信してくださったのは非常にありがたい。そのライブ配信で特に注目を集め、結果的に東京都代表になった選手がいる。安藤選手だ。

  • 安藤翔選手
    (東海大四高校→国士舘大学→北海道警→国士舘大職員)

今回初耳だった方も多いかと思うが、安藤選手は母校である国士舘大学の職員になられたとのことである。やはり警察官が最も選手権大会に強いことから、予選がどのような結果になるのか個人的に気になっていたが、準優勝という素晴らしい成績を収められた。

 東京都からは安藤選手を含め4名の選手が全日本選手権に出場するが、そのうちの1名は初出場となる岩切勇磨選手(九州学院高校→国際武道大学→警視庁)である。全中個人優勝、インターハイ個人優勝、関東学生個人優勝など実力は折り紙付きである。特に全中とインターハイ共に個人優勝を成し遂げた選手は史上4人しかいない(筆者調べ、間違っているかもしれないので参考程度に)。ちなみに道連中学生個人優勝・インターハイ個人優勝を成し遂げたのは2名なので、それを含め中学高校の個人連覇は6名のみである(筆者調べ、以下同文)。

 2017年には玉竜旗で26年ぶりに座り大将として優勝した岩切選手だが、高校剣道2017年世代が躍動している。

  • 岩切勇磨選手
  • 寒川祥選手
    (水戸葵陵高校→筑波大学→筑波大院)
    茨城県代表
  • 清家羅偉選手
    (高千穂高校→中央大学→大阪府警)
    大阪府代表

その前年の2016年世代からも、前回の「管理人より」更新以降で2名が選手権出場権を得ている。

  • 星子啓太選手
  • 松﨑賢士郎選手
    (島原高校→筑波大学→筑波大院)
    茨城代表
  • 小角朋樹選手
    (麗澤瑞浪高校→大阪府警)
    大阪代表

10月4日

全日本剣道連盟から出場選手速報が発表され、47都道府県の全日本剣道選手権大会出場者が明らかになった。当サイトでも不明だった4県の出場選手を上記の表に書き加えた。

この「管理人より」では第70回大会の大学生の出場者が少ないことを書いてきたが、出場選手速報より職業別の出場人数を集計した。

職業人数
警察官48
教員6
大学生
大学院生
6
刑務官2
会社員2

第69回大会は警察官23名、教員16名、大学生11名であったことから、前回大会とは比率が大幅に変化している。

11月3日

いよいよ大会当日である。選手の皆様のご健闘をお祈り申し上げます。

参考文献等

更新中。

東北

北海道(令和4年度第68回北海道剣道段別選手権大会):北海道剣道連盟

青森

岩手

宮城(第70回全日本剣道選手権大会宮城予選会兼第69回宮城県剣道選手権大会):宮城県剣道連盟

秋田:秋田県剣道連盟

山形

福島(令和4年度 福島県剣道選手県大会(全日本剣道選手権大会県予選)):福島県剣道連盟

関東

茨城:茨城県剣道連盟

栃木

群馬:群馬県剣道連盟

埼玉(令和4年埼玉県選手権大会兼全日本剣道選手権大会予選会):埼玉県剣道連盟

千葉(第70回千葉県剣道選手権大会):千葉県剣道連盟

東京

神奈川(第70回全日本剣道選手権大会神奈川県予選会):神奈川県剣道連盟

山梨:山梨県剣道連盟

北信越

新潟(令和4年度 新潟県剣道選手権大会兼全日本剣道選手権大会県予選会):新潟県剣道連盟

富山

石川:石川県剣道連盟

福井:福井県剣道連盟

長野:長野県剣道連盟

東海

岐阜:岐阜県剣道連盟

静岡

愛知(第70回全日本剣道選手権大会県予選会):愛知県剣道連盟

三重:三重県剣道連盟

近畿

滋賀(第40回滋賀県剣道選手権大会):滋賀県剣道連盟

兵庫(第20回兵庫県剣道選手権大会):兵庫県剣道連盟

大阪(第70回全日本剣道選手権大会予選会):大阪府剣道連盟

京都(第64回京都府剣道選手権大会兼第70回全日本選手権大会予選会):京都府剣道連盟

奈良(奈良県男子剣道選手権大会):奈良県剣道連盟

和歌山(第 20 回和歌山県剣道選手権大会
第 70 回全日本剣道選手権大会和歌山県予選):和歌山県剣道連盟

中国

鳥取(令和4年度鳥取県剣道・居合道選手権大会):鳥取県剣道連盟

島根:島根県剣道連盟

岡山:岡山県剣道連盟

広島:広島県剣道連盟

山口:山口県剣道連盟

四国

徳島(全日本剣道選手権大会県予選会):徳島県剣道連盟

香川:香川県剣道連盟

愛媛:愛媛県剣道連盟

高知:高知県剣道連盟

九州

福岡

佐賀(令和4年度 全日本剣道選手権大会佐賀県予選会):佐賀県剣道連盟

長崎

熊本:熊本県剣道連盟

大分(第29回大分県剣道選手権大会):大分県剣道連盟

宮崎(第25回宮崎県剣道連盟 男子剣道選手権大会):宮崎県剣道連盟

鹿児島

沖縄

過去の結果

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